藤本ブログ
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学校通信 1月号 「きすみの」が届きました。
( 苦手なこと、しんどいこと、いたなことから逃げない)
以前、この来住小学校で1年生とチューリップを植えたことがあります。
その年はことのほか雪が多くて、とても寒い日が続いていました。
チュ―リップの鉢にも雪が積もり、そして土がカチカチに凍っていました。
それを見た1年生が「これではチューリップがかわいそうや。教室の中に
入れていいか?」と聞いてきたので、私は不覚にもその優しい気持ちを
喜びながらOKし、みんな教室に入れて冬越しをさせました。
ところが3月になって鉢を外に出しても芽が出てきません。やっと出て
きたと思ったら、大きくならずにひ弱で小さな花をつけただけでした。
ある人に尋ねたら「寒い冬を越してこそ、しっかりと根を張ることが
できるんだよ。パンジーの寒い冬を越したものは株も花も大きく
なるけど、春に植えたものはそうならない。」と教えてもらいました。
人もこのチューリップと同じかもしれません。
きついことや、不得手なことはやらなくてもいい。好きな事、楽なことだけ
やっている。それでは人としてしっかりとした根を張ることができず、壁を
乗り越える力や失敗から立ち直る力をもてなくなるでしょう。
子育ての中で、私たち大人は「冬越しをさせる覚悟を忘れているかも
しれません。雪をかぶるチューリップをあたたかい部屋に入れてやることこそが
愛情だと思い、やってしまいがちです。
なにより、子どもに「冬を越す大事さ」を言い聞かせていないように思います。
子どもをそっと離して「冬越し」をじっくり見守る覚悟を持ちたいものですね。
午後から兵庫県第2回地方行政課題研究会(兵庫県農業共済会館)に出席します。
( 苦手なこと、しんどいこと、いたなことから逃げない)
以前、この来住小学校で1年生とチューリップを植えたことがあります。
その年はことのほか雪が多くて、とても寒い日が続いていました。
チュ―リップの鉢にも雪が積もり、そして土がカチカチに凍っていました。
それを見た1年生が「これではチューリップがかわいそうや。教室の中に
入れていいか?」と聞いてきたので、私は不覚にもその優しい気持ちを
喜びながらOKし、みんな教室に入れて冬越しをさせました。
ところが3月になって鉢を外に出しても芽が出てきません。やっと出て
きたと思ったら、大きくならずにひ弱で小さな花をつけただけでした。
ある人に尋ねたら「寒い冬を越してこそ、しっかりと根を張ることが
できるんだよ。パンジーの寒い冬を越したものは株も花も大きく
なるけど、春に植えたものはそうならない。」と教えてもらいました。
人もこのチューリップと同じかもしれません。
きついことや、不得手なことはやらなくてもいい。好きな事、楽なことだけ
やっている。それでは人としてしっかりとした根を張ることができず、壁を
乗り越える力や失敗から立ち直る力をもてなくなるでしょう。
子育ての中で、私たち大人は「冬越しをさせる覚悟を忘れているかも
しれません。雪をかぶるチューリップをあたたかい部屋に入れてやることこそが
愛情だと思い、やってしまいがちです。
なにより、子どもに「冬を越す大事さ」を言い聞かせていないように思います。
子どもをそっと離して「冬越し」をじっくり見守る覚悟を持ちたいものですね。
午後から兵庫県第2回地方行政課題研究会(兵庫県農業共済会館)に出席します。
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